記憶はコンピューターまかせ?

「記憶術の講師です」というと、
「なら、おとといの晩御飯は?」
と、聞かれたことがあります。
何でもすべて記憶しているかの如くに
思われるのでしょうか?

想定外

*記憶法と陽転思考をトレーニングする
セミナー講師瀬口理恵です*

もし、そうならば、誤解です。
ぼーっとしていて記憶できているわけでは
ありません。
覚えたいと思ってもいないのに
コンピューターのようになるわけでは
ありません。

そもそもコンピューターは、
人がプログラミングしないことには
動きません。
昔、情報処理の仕事をし、
設計・プログラミングの経験がありますが、
コンピューターにはっきりと指示をだします。
(プログラミングします)
例えば、1だったらこう、0だったらこうすると。

すると曖昧なデータ、イレギュラーなデータには
対応できません。
例えば、普段はないデータ0.5がきたら対応できません。
0.99も対応できません。
だから大量にイレギュラーケースもインプットします。

しかし、想定外なことが起こると、トラブルになります。

時代は動き、状況は刻々変化、想定外続出。
人間の脳は、この想定外に対応するしかありません。

けれど、人間の脳は、忘れ、失敗を重ね、繰り返していました。
大丈夫でしょうか?

それが実は、想定外の対応に繋がっているようなんです。
例えば、服装を変えても、髪型を変えても
その人とわかり名前を識別できます。

最初はそっくりで見分けがつかない物事も
(違いを認識できない)
繰り返しているうちに
違いを認識できるようになります。

1人(ひとつ)の違いを見分けられれば、
あとは早くなっていきます。
学習していきます。

その学習に
「歳だから無理」とは言わずに
「そんなの知らないよ~!」とは言わずに
記憶法を添えて
ちょっと加速して
令和の(想定外の)変化を
楽しんでいきたいと思います。

皆様にとりまして、
変化を楽しめる1日になりますように。

ブレイン・コンシェルジュ 瀬口理恵

 

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