正常性バイアスに脳を支配されるな!

最近気に入って見ていた
ドラマ「MIU404」の中で、
「バイアスがかかると
違う物の見方をする」
というシーンがありました。
バイアス
*記憶法と陽転思考をトレーニングする
セミナー講師瀬口理恵です。

昔は、バイアスという言葉を
「生地の織に対して斜め」
というようにしか使っていませんでした。

ドラマMIU404の中では、
人は「バイアスがかかる」と、
物事の見方には、
先入観や偏見によって違って見える
という使い方をしていました。

つまり、バイアスとは
自分にとって
都合の悪い情報を無視したり
過小評価したりしてしまう
人の特性のこと。

そして、大型台風に直面して今、
今度は「正常性バイアス」
という表現がでてきました。

正常性バイアスは心理学の用語です。
何か起こるたびに反応していると
精神的に疲れてしまうので、
人間にはそのようなストレスを
回避するために自然と“脳”が働き、
“心”の平安を守る作用が
起動するようです。

ストレスを小さくするために
防御作用として
「物事の方を」過小評価する
誰かや、何かのせいにもするのですね。

結果、のっぴきならない事態は訪れ
おびえて動けなかったり、
凍りついてしまったり、
真っ白になったりします。

「中だるみ」って、
こんな脳の動きかもしれませんね。

さて、試験が近づき
模試の結果に打撃を受けたら?

本番の時でなかったのだから
「打撃」ではなく、
「皆が通る道」と書き換えてみませんか。

そこから、あきらめず
落ち着いて行動することが大事。

その秘訣は「訓練」。
今日の訓練(取り組み、学習、練習)が
成功・合格を引き寄せる、
そんな戦略のある時間が過ごせますように。

贈る言葉♪「正当性バイアスに脳を支配させない」
笑顔溢れる1日を。

ブレイン・コンシェルジュ 瀬口理恵