”ことばのわざ”を極める
*「脳の使い方」と「記憶法」をトレーニングする
セミナー講師 瀬口理恵です。
「ことわざ」とは、言葉のわざと思うと、そのわざを極めるとカッコイイですね。
ということで、諺(ことわざ)覚えに挑戦してみませんか。
「皮切りの一灸(ひとひ」という諺があります。
お灸の最初を一灸(ひとひ)というのですが、
これが皮が切られるほどの苦痛だということから転じて、
「最初はなんでも苦しいものだ」というたとえです。
お灸は温熱療法ですから、後には楽になる、よくなるわけですね。
また、「皮切りに」という言葉ですが、
物事のしはじめ、手始めという意味で
普通に使っていませんか。
例えば、「○○は、東京をかわきりにスタートしました。」
お灸からきた言葉だったのです。
さて、”ことばのわざ”を極めるときも
実は、イメージが大活躍します。
「最初のお灸で、熱いわ、痛いわと、顔が引きつった人」をイメージして
それを磁石法でいう1番に貼り付けてみましょう。
「お灸」だけのイメージでもいいですよ。
他の諺も意味を調べて、
その様子を次々と順番に磁石に貼り付けてみましょう。
この15個のイメージを繰り返し「再生」し、口に出します。
最初は、「お灸」だけ言える状態でもよいので15個スラスラという良い気分を味わいましょう。
次に、そのイメージを見ながら、諺を正確に言えるようにしていきましょう。
言えるようになったら、翌日、3日後、1週間後と覚えているか試してみてくださいね。
きっと、覚えていますよ。
では、やってみましょう!
①皮切りの一灸(ひとひ)
②蟹(かに)の横ばい
③金に糸目をつけぬ
④蟻の思いも天に届く
⑤鮑(あわび)の片思い
⑥あばたもえくぼ
⑦船頭多くして船山に登る
⑧えせ侍の刀いじり
⑨風が吹くと桶屋が儲かる
⑩蟻の塔を組む如し
⑪濡れ衣を着せられる
⑫烏賊の甲より年の功
⑬餓鬼の断食
⑭人間万事塞翁が馬
⑮運鈍根(うんどんこん)
諺から文章記憶への発展など、アフターフォローコースも開催しています。
一緒に楽しく、脳力を磨いていきませんか。
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