自尊感情を育てる
自分に自信を持ち、物事を肯定的にとらえ、夢に向かって前向きに生きるために「自尊感情」はとても重要だと私は思います。
では、この自尊感情とは?
自分のことを肯定的に評価することでしょうか?
だとすると、自分のできないことや、苦手な部分はおいといて、自分の考え・尺度・言動が正しいように感じることでしょうか?
もし、そうなら、みんなが自尊感情を持って生きると、はたからは、わがままだったり、傲慢・自信過剰・権威主義的・楽観的すぎるなどと映る場合がありそうですね。
調べてみると、都は、自尊感情を次のように定義していました。
自分のできることできないことなどすべての要素を包括した意味での「自分」を他者とのかかわり合いを通してかけがえのない存在、価値ある存在としてとらえる気持ち。
人の脳は、「もうちょっと、○○だったら」に気をとられます。
そして、そこが、「ばっちりなところ」より、ぐ~んと大きく感じてしまいます。
だから、欠けているところに心奪われがちです。
そんな自分を否定するのではなく、マイナス・苦手・不十分・欠点があると認める。
これができると、「他者からの忠言・アドバイス」が謙虚に耳に入るのかもしれません。
ダメダメなところを持ちながらも、「他者とかかわって、役にたった、喜んでもらえた」と感じられたら、それって幸せだと思いませんか。
役に立てた喜びを知るから、もっと頑張れる、もっと前に進むのかもしれませんね。