陽転思考のヒント7

「プラスに考えましょう、
上手くいく方に焦点をあてましょう、
陽転思考をしましょう」
という表現を聞くと、
でも、失敗したらどうしよう…
と、1歩も足が出なくなる方がいます。
そこから的を射る

*記憶法と陽転思考をトレーニングする
セミナー講師瀬口理恵です。

先日のアクティブ・ブレイン・セミナーで
「念じたら成功するかもしれないが、
でも失敗したらどうしよう、
期待を裏切ったらどうしよう」
と、その発想自体に縛られて、
一歩も踏み出せず、「無理…」と
呟いた方がいました。

アクティブ・ブレイン・セミナーでは、
トレーニングを通して「陽転思考」を
お伝えしています。
そして、その考え方を学ぶことによって
仕事・勉強等がうまくいくことは確かにあります。
しかし、全員がうまくいくわけではありません。
成功哲学やプラス思考で言われているように
すべてうまくいきますとは言っていないのです。

では、陽転思考といわゆる成功哲学や
プラス思考はどこが違うのでしょう。
例えば、ここにある的(目標)があるとして
それに向かって思い切り矢を放ったとします。
成功哲学やプラス思考では
必ず矢は的に当たると説いています。
しかし、現実には的のそばや全然違った所に
矢が刺さることもあるはずです。

その時、成功哲学では
矢は的に当たらなかったので
失敗したことになりますが、
陽転思考では「それでよし」とします。

「それでよし」ここが大事なポイントです。

気持ちは、「いいわけがない」と
憤慨したり、
悔しがったりしているはずです。

そして、失敗に傷つき、
自分はダメだ、能力が足りない
と、自信を失っていきます。

実は、失敗と捉え、自信を失うことこそ
自身の能力発揮にブレーキを
かけてしまっているものはありません。

「陽転思考」では、
この的を狙って矢を放ったが故に
別の場所に当たった。
だから、そこからまた新たな的に向かって
弓を張ればいいという考え方です。

突き詰めれば、
自分の意思で全力を尽くすことはできても、
その結果は
必ずしも自分の思いどおりにはならない。
つまり結果は
人間の自由にはならないということです。

だからこそ、出てきた結果を
すべて素直にあるがままに受け止め
今、また調整して弓を張ります。

自分の意思で自信を持って全力を尽くすのです。

贈る言葉♪「それでよし。今、この地点から的を射る」

笑顔溢れる1日を
行ってらっしゃい。

ブレイン・コンシェルジュ 瀬口理恵


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